SIMロックの解除・条件・方法について

SIMロックとは、特定のSIMカードを差し込んだ場合のみにスマホが動作するように機能制限をかけることを言います。SIMロックが掛けられたスマホは、原則としてSIMロックを解除しない限りは特定のキャリアでしか利用ができません。
なお、SIMロックが解除されたスマホをSIMアンロックと呼び、最初からSIMロックがされてないスマホをSIMフリーと呼びます。

日本では2014年に総務省がSIMロックを解除することを義務付けました。2015年5月からはドコモ・au・ソフトバンクの大手キャリアから発売されているスマホは原則としてSIMロック解除ができるようになりました。また、SIMロックを解除すると使えるキャリアやプランが増えており、海外で購入したSIMカードを使うこともできます。

SIMロックの解除・条件・方法について

格安SIMに乗り換えを考えています。SIMロックについて教えて下さい

SIMロック解除が必要と言われました。手順を教えて欲しいです

格安SIMに乗り換えを考えている方で、お手持ちのスマホをそのまま使いたい人はSIMロック解除が必要な場合があります。
決してSIMロック解除は難しい事ではないのですが、各キャリアの対応条件などが複雑になっており『なんだかめんどうだな』と感じやすいのがSIMロック解除の現状です。

日本では2015年5月からドコモ・au・ソフトバンクの各キャリアでスマホのSIMロック解除が義務化されており、SIMロックの解除は簡単に出来るようになっています。

そもそもSIM(シム)って何?

SIM(シム)はスマートフォンやタブレットなどの通信機器の中に入っているチップです。
チップの中には顧客情報や番号などが入力されており、この情報を元に契約しているプランや顧客の契約情報などを把握できます。重要な情報が入っているSIMは、差し替えるだけで簡単に機種変更ができます。

SIMロックとは

通信会社は自社の通信回線を使ってもらいたい為に品質向上に努めています。しかし、スマホのデザインや性能が良いキャリアに人が集まります。
人気のあるスマホを他社で買われて、それを自社の回線で利用されたりするとスマホの売上が落ちます。逆に自社のスマホを使って、他社の回線を利用すると、自社の通信回線の売上が落ちます。このような自体を防ぐために、スマホを自社でしか使えないようにロックすることを考えました。
この、自社の回線しか使えない機能制限がSIMロックと呼ばれるようになりました。

例えばドコモのSIMロックされたスマホはドコモとドコモ系格安SIM以外では使う事ができません。auやソフトバンクでも同じくSIMロックされたスマホは自社と自社の回線系を使う格安SIM以外では使う事ができません。

SIMロック解除のメリット・デメリットについて

SIMロック解除のメリット
使えるキャリアやプランの選択肢が増える
海外で購入したSIMカードが利用できる
SIMロック解除のデメリット
解除には手続きが必要
購入してから一定の日数が経過しないと解除できない
SIMロック解除には費用が掛かる
SIMロックを解除する場合、ショップ・電話でのSIMロック解除手続きの場合は3,000円が掛かります。なお、インターネットからのSIMロック解除手続きの場合のみ無料になります。
また、SIMロックを解除した後に他のキャリアへの乗り換え時に、現在利用しているキャリアの契約期間が残っている場合は違約金を払う場合がありますので、契約状況の確認などもしておきましょう。

SIMロック解除が不要な例

格安SIMへの乗り換え時にはSIMロックの解除が原則として必要なのですが、同じ回線系への乗り換えの場合はSIMロック解除が不要になります。下記はその例となります。
基本的にドコモの回線を利用している人はドコモ系の格安SIMへの乗り換え時にはほぼSIMロック解除は不要です。
auの場合はやや特殊で、一部のiPhoneとau VoLTE対応端末のみSIMロック解除が必要です。
キャリアSIMロック解除不要条件注意点
ドコモドコモ回線を使用している
格安SIM
auau回線を使用している
格安SIM(UQモバイルなど)
一部のiPhoneとau VoLTE対応端末は
SIMロック解除が必要な場合がある
ソフトバンクソフトバンク回線を使用している
格安SIM(LINEモバイルなど)

各キャリアごとのSIMロック解除条件

ドコモ

ドコモのSIMロック解除条件は主に2つに分かれます。一つは2015年4月までに発売されたスマホ、もう一つは2015年以降に発売されたスマホです。

2015年5月以降に発売されたスマホのSIMロック解除条件
購入日から100日経過している(支払いが終わっている場合は100日以内でも解除可能)
ドコモを解約済みの場合、解約日から100日以内※契約を継続している方は関係なし
契約者本人の購入製品であること
ネットワーク利用制限などがかかっていないこと
基本的に2015年5月以降に発売されたスマホは、購入から100日以上経過している必要があります。
ただし、スマホを一括購入や分割代金をすべて清算している場合は100日以内でもSIMロック解除が可能です。
2015年までに発売されたスマホのSIMロック解除条件
SIMロック解除機能が搭載されているスマホであること
ネットワーク利用制限などがかかっていないこと
2015年4月までに発売されたスマホの場合、SIMロック解除条件はかなり緩いです。
ただし、SIMロック解除機能が搭載されていない場合は対応できません。対象のスマホであるかは、ドコモの公式サイトを参考にするなどしましょう。

中古のスマホの場合はSIMロック解除はできますか?

ドコモのスマホでも中古で購入した場合はSIMロック解除はできません。また、ドコモを解約して100日以上経過したスマホもSIMロック解除は出来ません。
なお、ドコモのSIMロック解除についての詳細を知りたい方は下記の記事にて細かく紹介しています。

au

ソフトバンク

 

 

SIMロックの解除方法

SIMロックの解除方法は、お使いの携帯電話がドコモ・au・ソフトバンクのどれかにより、解除方法と手続き方法が違います。
どのキャリアをご利用しているか確認しましょう。

キャリア発売日解除できる時期受付方法解除方法
ドコモ2015年5月以降に発売購入して6ヶ月が経過インターネット, 電話, 店頭電話やインターネット経由で解除可能。インターネット経由なら事務手数料が無料。その他は3,000円前後の手数料が発生する。
2015年4月以前に発売即日解除可能店頭2015年4月以前に発売していれば、店頭で即日解除ができる。手数料として3000円前後が発生する。
au2015年5月以降に発売購入して180日が経過インターネット, 電話, 店頭インターネットや電話でSIMロックの解除を受け付けている。インターネット経由は手数料が無料。その他は3000円前後の手数料が発生する。
ソフトバンク2015年5月以降に発売購入して181日が経過インターネット, 店頭インターネットと店頭でのみ受付している。インターネットは手数料が無料。その他は3000円前後の手数料が発生。

SIMロック解除は必要?不要?

ここまでSIMロックについて長々と紹介してきましたが、格安SIMを利用する上ではSIMロック解除は不要です。
SIMロックを解除すれば海外での利用やSIMフリー端末となるので自由度は増えます。
しかし、SIMロックを解除しなくても格安SIMは利用可能です。
「面倒な手続きはしたくない」っと思っている方はSIMロックされたままでも格安SIMは使えるのでそのまま使って行きましょう。
SIMフリー端末が欲しい!海外で使うことも考えている方は解除をしてみると良いです。

まとめ

SIMロックの解除には手続きが必要

SIMロックの解除は購入してから一定の日数の経過が必要

SIMロックを解除すると海外で使いやすくなる

格安SIMを利用するのにSIMロック解除は不要