Anker PowerCore 10000 PDをレビュー!

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Anker PowerCore 10000 PDをレビュー!

久しぶりにモバイルバッテリーを新調しましたのでご紹介します。
今回購入したのはAnker(アンカー)の製品であるモバイルバッテリー『Anker PowerCore 10000 PD』です。

スマホは日常生活に欠かせない大切なものですが、充電のし忘れや使い過ぎでバッテリーが切れになることがあります。外出先でバッテリーが切れて重要な連絡が取れなくなった。なんてことがあったら悲惨です。
マメに充電すれば大丈夫かもしれませんが、いつもしたい時に充電ができるとは限りません。
だからこそ充電したい時に充電できる環境が大切であり、モバイルバッテリーを買っておけば不測のバッテリーが切れにも対応できます。

モバイルバッテリーは数多くありますがコストモバイルがオススメするのはAnkerが販売するモバイルバッテリーです。
以前に『Anker PowerCore 10000をレビュー!良コスパの最小・最軽量モバイルバッテリー』でAnker PowerCore 10000の紹介をしましたが、今回購入したAnker PowerCore 10000 PDのほうがより多機能になっています。

当記事ではAnker PowerCore 10000 PDのレビューやスペックの説明はもちろん、「そもそもAnkerって何」という人に説明や、どういう時にモバイルバッテリーが必要になるかを解説したいと思います。

モバイルバッテリーを持つ必要性

毎日ちゃんと充電していればモバイルバッテリーは必要ないのではないか。
そう思う方もいらっしゃるかもしれません。ですがそれは『毎日ちゃんと充電する』ことができる環境があるからこその話です。
日常生活で充電を忘れてしまうことや、出張や旅行で長期に渡り充電をできる機会が少なくなる場合などは十分に考えられます。
なぜモバイルバッテリーが必要なのかご紹介します。

スマホの電池が古くなっている

スマホが古くなってきたら電池がダメになります。
例えば充電回数が多かったりスマホを常に充電している状態にしていたりすると、買ってから1年ほどでスマホの電池が本来の20%程度の性能しかなくなってしまいます。
バッテリー以外の面もガタが来ているなら買い替えたほうが良いかもしれませんが、買い替えはお金がかかるからしたくないという方もいるでしょう。
古いスマホやスマホの電池が劣化した場合でも、モバイルバッテリーでカバーすればなんとかなります。モバイルバッテリーはできる限りお金をかけたくない方にオススメです。

“忘れていた”ときの対策

毎日ちゃんとスマホの充電していても充電のし忘れがあってもおかしくありません。
そんな忘れてしまった時に限って重要な用事がある日であったら大変なことになってしまいます。

例えば学生時代の就活で、スマホのバッテリーが切れてエントリー先と連絡が取れなくなったらどうなるでしょうか。
スマホの充電が習慣化していたとしても、万が一スマホの充電を忘れてしまったときのためにモバイルバッテリーを持ち歩いておくといいでしょう。
普段使われるカバンの中に常にモバイルバッテリーを入れっぱなしにしておけば忘れる心配もないのでオススメです。モバイルバッテリーを持ち歩く習慣をつけてもいいでしょう。

長期滞在のとき

普段と異なる環境だと充電ができないかもしれません。
例えば長期滞在のとき、宿泊場所にコンセントがあっても疲れて充電できないかもしれません。
いくら充電のし忘れに気を使っても、宿泊場所に必ずしもコンセントがあるとは限りません。
もしモバイルバッテリーがあれば宿泊場所で充電ができなかったとしても、どこでも充電ができます。
どこでも充電できるということは、充電に必要な時間や環境を考えなくていいことにつながります。
長期滞在中は充電のタイミングを考えなくてもいいようにモバイルバッテリーがあると便利でしょう。

災害時の対策

モバイルバッテリーを買ったほうが良い最大の理由は災害のためでしょう。
モバイルバッテリーはいままではスマホのヘビーユーザが買うことが多かったのですが、災害に対する備えとして購入する人も増えているそうです。
事実、北海道胆振東部地震が起きた頃Ankerの一日の売上が5〜6倍になったそうです。
アンカージャパン代表取締役社長の井戸義経氏は、災害の備えという意識が広まったため、不測の事態に備えて数千円の投資が必要と感じている人も増えているのではないか。と言われたそうです
災害は起きないに越したことは無いのですが、どうしても起こってしまいます。そのため災害対策はしなくてはなりません。
以前大きな地震にあったとき、電気が使えなくなってコンセントからスマホの充電ができなくなってしまいました。
ラジオアプリから災害の情報を聞いたり、遠く離れた家族に電話したりするためにも災害時にスマホの存在は重要です。
災害時にも便利なスマホですが、バッテリーは有限です。そんな時に予備のバッテリー、つまりモバイルバッテリーがあれば多少は長持ちします。
有事のためにもモバイルバッテリーを購入しておきましょう。またAnker PowerCore 10000 PD 以外にも古くなったモバイルバッテリーを取っておけば安心です。

Ankerとは

そもそもAnkerとは一体どのような企業なのでしょうか。
設立から現在にいたるまでのAnkerだったり、Ankerの得意分野について見てみましょう。

Ankerとはどういう企業か。成立から現在にいたるまで

Anker PowerCore 10000をレビュー!良コスパの最小・最軽量モバイルバッテリー』にも書きましたが、Ankerは2011年に元Googleのエンジニアが設立した企業です。
Ankerの創業者である『スティーブン・ヤン』氏はもともとGoogleのエンジニアでした。
スティーブン・ヤン氏はGoogleから社長賞を受賞するほど優秀なプログラマーでした。
そんなヤン氏ですが日頃からノートパソコンのバッテリーに課題を感じていました。
高品質で安価な交換式バッテリーを提供したい。この思いからヤン氏はGoogleを退社してAnkerを設立しました。
それからのAnkerは2012年には研究開発センターを中国の深センに設置したり、Google出身のメンバーと事業を拡大することでモバイルバッテリーで高い評価を得ました。
モバイルバッテリーの需要が一気に増したのが『ポケモンGO』のリリースで、世界的にモバイルバッテリーの需要が高まりました。
ポケモンGOはプレイ中電池を消費し続けるためスマホの内蔵電池のみでは十分ではなく、プレイ時にはモバイルバッテリーは欠かせません。
ポケモンGOのリリースはモバイルバッテリーを販売する会社にとって大きな追い風になったでしょう。
そんなAnkerは現在ではアメリカで3億6000万ドルのモバイルバッテリー市場を牽引する企業となりました。
Ankerのモバイルバッテリーは世界的な評価を受けています。そんなAnkerのモバイルバッテリーなら信頼を置くことができるでしょう。

Ankerの受賞歴

Ankerはモバイルバッテリーで有名な企業で、Amazonから賞を受賞しています。
Ankerの製品は『Amazonランキング大賞 2017(年間ランキング)』において『携帯電話・スマートフォン総合』、『バッテリー・充電器』、『スマホアクセサリ』、『ポータブルスピーカー』の4部門で一位を獲得しています。

一位を取るだけでなく、バッテリー・充電器部門とポータブルスピーカー部門ではAnkerの製品が上位三位を独占しました。
一位を獲得したのは今回が初めてではなく、携帯電話・スマートフォン総合部門では過去2回(年間ランキング、2017 上半期)バッテリー・充電器部門では過去3回(2016 上半期、年間ランキング、2017 上半期)のAmazonランキング大賞でも一位を取っています。
そして2018年12月3日に発表された『Amazonランキング大賞2018(年間)』では先程上げた4部門で一位を獲得しました。

Ankerの得意分野について。どんな機器を販売しているか

Ankerはモバイルバッテリーで有名な企業ですが、モバイルバッテリーだけの企業ではありません。
急速充電器やオーディオ機器、掃除機などの家電も販売しています。

モバイルバッテリー

AnkerにはAnker PowerCore 10000 PD以外にも様々なモバイルバッテリーがあります。もう販売していませんが、面白いものだとポケモンのモンスターボール型のモバイルバッテリーもありました。

AnkerのモバイルバッテリーにはNintendo Switchに充電できるものもあります。『Anker PowerCore 13400 Nintendo Switch Edition』はスマホやPCだけでなく、Switchへの充電が可能です。
Anker PowerCore 13400 Nintendo Switch Editionはフルチャージされた状態でSwitchを約1.7回充電できます。サイズは 約97 × 80 × 22mmと非常に小さく、持ち運びにも便利です。
1.7回分だけじゃ足りないと感じる方には『Anker PowerCore 20100 Nintendo Switch Edition』がオススメです。
Anker PowerCore 13400 Nintendo Switch Editionよりお値段は高く、サイズも大きくなってしまいますが、約2.5回フル充電ができます。約168× 62 × 22mmとやや大きめですが、十分に携帯することはできます。
Ankerのモバイルバッテリーには様々なものがあります。必要だと感じたものを用途に合わせて購入しましょう。

急速充電器

Ankerはモバイルバッテリーで高い評価を受けていますが、『急速充電器』、または『急速充電』でも評価を受けています。
急速充電器とは何なのかと言いますと、そもそも急速充電について明確な定義はありません。その理由はスマホごとに充電できるスピードが異なるからです。
例えば18Wのスピードで充電できるスマホに18Wで送電すれば、そのスマホにとっては急速充電していると言えますが、18W以上のスピードで送電できるスマホに18Wで送電することは急速充電できていると言えません。
急速充電できている状態というのは、そのスマホが充電できる最大の速度で充電することを言います。
急速充電器を買うなら、ご自身のスマホにあったものを買う必要があります。
まずご自身のスマホがどのくらいのスピードで充電できるかを確かめ、その上で急速充電器を選びましょう。

急速充電器はAnker以外の会社も販売していますが、Ankerの急速充電器はAmazonで第一位という評価を得ています。特にAnkerの急速充電器で人気なのは『Anker PowerPort Atom PD 1』です。Anker社内でも非常に強い人気があるそうです。

Anker PowerPort Atom PD 1の特徴はiPhoneなど最新のスマホを30分で充電できる充電速度や、充電中の発熱を人工衛星などの産業機械にも使われる『GaN (窒化ガリウム)』で抑えたことが挙げられます。
何より最大の特徴が4方約4センチというコンパクトなサイズです。
コンセントの金具部分は収納できないもののAnker PowerPort Atom PD 1は非常に小さく、Ankerでは持ち運びやすさが人気の秘訣になっています。

そんなAnker PowerPort Atom PD 1ですが、もちろん急速充電は可能となっています。
急速充電を可能としている理由ですが、最大30Wの高出力とAnker独自の技術である『Power IQ』にあります。
Power IQとはAnker独自の充電技術です。Power IQはスマホなど端末と接続した後、その端末が出せる最大の充電スピードを読み取ってその充電スピードで充電を行います。
Power IQはApple、Samsung、Kindleなどの製品に対応しています。またPower IQは急速充電器だけでなく、Anker PowerCore 10000 PDといったモバイルバッテリーにも実装されています。そのためAnkerのモバイルバッテリーも非常に速い速度で充電が可能です。

Power IQの他にもAnker独自の充電技術には『VoltageBoost』があります。VoltageBoostとは充電ケーブルの抵抗を減らす技術です。
充電器によってはケーブルの抵抗によって充電が遅くなる場合があります。
そんな中VoltageBoostでは充電ケーブルの抵抗を減らすことができ、通常より早いスピードで充電ができます。

スマホの充電には非常に時間がかかります。いつも寝る前に充電している方がもし充電を忘れてしまった場合、翌日はスマホの電池の残量に気を使わなくなくてはなりません。
もしAnker PowerPort Atom PD 1のような高出力な急速充電器で重電ができると、朝起きてから出かける準備をしている時間でスマホを充電しきれるでしょう。
スマホだけでなくAnker PowerCore 10000 PDにも急速充電器の存在は重要です。
AnkerによるとAnker PowerCore 10000 PDに充電するとき、急速充電器を使わなければフル充電に約9時間ほどかかってしまいます。
ですが急速充電器で充電したなら3.5時間で充電できます。
Anker PowerPort Atom PD 1とAnker PowerCore 10000 PDを購入して最高の充電環境を整えましょう。

オーディオ機器

Ankerではオーディオ機器も販売しています。販売しているオーディオ機器はスピーカーやワイヤレスイヤホンです。
Ankerのオーディオ機器はモバイルバッテリーや急速充電器ほど有名ではありませんが、『Anker SoundCore』は『amazonランキング大賞2016』の『オーディオ機器部門』で、『amazonランキング大賞2017(年間ランキング)』の『ポータブルスピーカー』部門で1位を獲得しています。
Anker SoundCoreとはBluetoothスピーカーで、小型で軽量。かつ充電のもちが非常によいスピーカーです。価格の割に音質がいいことも評価されています
このAnker SoundCoreの大きさは 約165 x 45 x 54 mmで重さは約365gです。このサイズと重さは水の入った缶ジュース程度のものなので、持ち運びは難しくありません。充電の持ちも良いことからAnker SoundCoreを車の中に入れっぱなしにしているという声を聞きます。
現在は改善版である『Anker SoundCore 2』が発売されています。Anker SoundCoreに比べて音質も改善されましたが、Anker SoundCore 2には新たに防水性能がつきました。30分なら水に浸かっても大丈夫です。お風呂やプールでも音楽を楽しみましょう。

Ankerとユーザからのフィードバック

Ankerが現在のような評価を得るようになった背景としてスティーブンヤン氏は、顧客からのフィードバックを徹底的に聞くこと、と言われたそうです。
また後述するアンカージャパン代表取締役社長の井戸義経氏によると、顧客の反応を受け取ることに最も力を入れているようです。
フィードバックをうまく受け取るためにもAnkerは専門のチームを作り、全世界からネットに寄せられるレビューのすべてを見るようにしているそうです。
アメリカではフィードバックを受けとり、フィードバックを製品に反映させることでヨーロッパやアメリカで成功を収めることができたそうです。
ただフィードバックの反映はアジアの場合だと文化やライフスタイルの違いからとても複雑だったそうです。
日本の場合だと、日本人ユーザは品質にこだわる人も多く、信頼を得るためにもユーザの声をよく聞くようにしているそうです。

日本におけるAnker

Ankerには日本法人があります。2013年1月にアンカー・ジャパン株式会社が設立しました。代表取締役社長を井戸義経氏が努めております。
井戸氏は大学は製造管理のことを学ばれていたそうですが、大学卒業後は10年間証券会社や投資会社に勤務されておりました。
30代前半に製造業への転職を決意され、様々な会社の製品に触れられたそうです。
その中でも最も魅力的に感じた製品がAnkerの製品で、井戸氏は最初にAnkerの製品に触れたとき、製品が高品質かつ高機能であると感じたそうです。
その後Ankerの代表取締役社長であるスティーブンヤン氏と話す機会があり、ヤン氏の掲げるビジョンに共感して日本法人を立ち上げたそうです。
現在アンカー・ジャパン株式会社は2013年から2017年で900%超の成長を遂げました。

アンカーと日本の関わりはアンカー・ジャパン株式会社だけではありません。
フィードバックを受け取る以外にも顧客のことを知る努力もしており、文化圏ごとのライフスタイルや住宅環境をみるようにもしているようです。
例えばAnkerのAppliances部門 General Managerのウィリアム・タン氏は初めて来日したときには日本のライフスタイルや住宅環境を調べるために一般の家に宿泊するようにしたようです。
ウィリアム・タン氏によると日本向けの掃除機には掃除機を薄くしたり、バッテリーの持ちを良くしたりするほうがいいのではないかと言われてました。

Anker Japanの災害対策の取り組み

日本への取り組みということではアンカー・ジャパン株式会社は災害対策も行っています。
例えば2016年5月に起きた熊本地震の被災地へ『Anker PowerHouse』というモバイルバッテリーを100台無償で提供しています。
他にもアンカー・ジャパン株式会社は福岡市とも災害に関する協定を結んでいます。
災害時においてアンカー・ジャパン株式会社はモバイルバッテリー、ソーラーチャージャー、ケーブルなどをセットにした『防災POWER BAG』450個と、
『Anker PowerHouse』を50個提供することで、被災地へのサポートを行うそうです。
なお、Ankerは災害が起きたときに役立つ自社の製品を紹介しています。
Anker PowerHouseはもちろん、9000mAhのバッテリー容量を持ちながらLEDライト機能を持つ『Anker PowerCore ジャンプスターター mini』、太陽光でAnker PowerHouseを充電できる『Anker PowerPort Solar 60』などを紹介しています。

Anker Store

Ankerの製品は現在AmazonなどのECサイトを中心に商品を販売していますが、今後は店舗に販路を拡大したいようです。
その理由ですが、新規ユーザのためにAnker製品を購入する際の敷居を下げるためです。
今までのAnker製品を購入していたユーザはECサイトなどでスペックを確認してから購入するようなコアなユーザが中心でした。
現在だとポケモンGOや災害のために新たにモバイルバッテリーを購入したいユーザが出てきています。そんなユーザはECサイトなどでスペックをチェックするようなコアなユーザとは限りません。
そんなライトユーザのために、量販店や直営店舗で安心して買える環境を整えるためだそうです。
現在アンカーは東京都港区南青山に直営店である『Anker Store 南青山』をオープンしました。
過去には期間限定で『大阪EXPOCITY店』が期間限定で出店していましたが、Anker Store 南青山は期間限定ではありません。
Anker Store 南青山では充電済みのモバイルバッテリーはもちろん。オーディオ機器やアダプタなどのPC周辺機器も販売しています。
購入者への特典もあり、もしAnker Store 南青山で一万円以上の買い物をするとスマートスピーカー『Eufy Genie』がもらえます。
Anker Store 南青山の一番の魅力はAnkerの製品を実際に目で見て、手にとって見ることができ、時間をかけて自分にあった製品を探すことができる点です。
これならライトユーザも製品を手にとることができ、安心して製品を買うことができるでしょう。

Anker PowerCore 10000 PD レビュー

Anker  PowerCore 10000 PD
出力ポート 2
最大出力 PowerIQ 出力:5V=2A
PD出力:5V=3A, 9V=2A, 15V=1.2A
最大入力 PD入力:5V=3A, 9V=2A, 15V=1.2A
バッテリー容量 10,000mAh*1
サイズ 約114 x 52 x 25 mm
重量 約192g
価格 4,599円~
購入方法 主にAmazonやAnker公式サイトにて販売中

付属品:トラベルポーチ、Type-Cケーブル
*1 mAh(ミリアンペアアワー)とは一時間に何ミリの電流を放出できるかを指す

Anker PowerCore 10000 PDの定価は『4,599円』になります。
限定価格などで『3,680円~』、タイムセール時には『3,909円~』などの変動があります。

Anker Power Core 10000 PDの特徴

Type-CとPD(Power Delivery)に対応
同時に2つのモバイル製品を充電可能

Anker Power Core 10000 PDはPower IQ対応のUSBポートPD(Power Delivery)に対応したUSB(Type-C)ポートがあります。
同時に2つのモバイル製品を充電可能で『スマホ + α』で充電が可能です。例えば、スマホとタブレットPC、スマホとワイヤレスイヤホンなどの同時充電ができます。

機能についての詳細は後述しますが、数あるモバイルバッテリーの中でも優れている製品であることは間違いありません。

Anker PowerCore 10000 PD の見た目

Anker PowerCore 10000 PD の見た目ですがこのようになっています。

パッケージの表面。すっきりとした印象です。
Ankerはこのパッケージの見た目にもこだわりを持っています。こだわりを持つ理由はブランドマネージャのElisa Lu氏によると、ユーザが製品を受けとってパッケージを開けて使うまでの間を楽しめるようにしたいからだそうです。
モバイルバッテリーはスマホのアクセサリですが、スマホのような製品を開封するような特別感を演出する意図があると言われたそうです。

パッケージ裏面。英語がわからないと何が書かれているかわかりません。

開封。本体のおおきさはだいたいスマホより若干小さいくらい。

Anker PowerCore 10000 PD本体。表面には細かなギザギザがあり、握っても滑り落ちにくくなっています。

Anker PowerCore 10000 PDのポート。
『IQ』と書かれたポートからPower IQによる充電ができます。
『PD』と書かれたポートはPD対応のType-Cポートになります。

Anker PowerCore 10000 PD側面。ボタンを押すとどれだけ充電が残っているかを示すインジケーターが光ります。4つ点灯しているとほぼ満タンに充電されている状態です。

付属品のPDケーブル。Type-Cで充電できるスマホをお持ちならオトクです。

トラベルポーチ。Anker PowerCore 10000 PD以外にもケーブル類を収納できます。

Anker PowerCore 10000 PD の機能について

Anker PowerCore 10000 PDはAnker PowerCore 10000同様充電できる電力は10,000mAhです。
充電できる電力の量だけ見ると変わらないように見えますが、Anker PowerCore 10000 PDはスマホだけでなくより幅広い機器を充電することができます。
ここではAnker PowerCore 10000 PDの機能について説明します。

Type-C、PDに対応。


Anker PowerCore 10000 PDにはPDとかかれたポートがあります。このポートにType-Cの端子を差し込むことでAnker PowerCore 10000 PD(本体)を充電することができます。

PDと書かれたポートからスマホなどの端末を充電することもでき、IQと書かれたポートと合わせて2つの端末を同時に充電することも可能です。

PD(Power Delivery)とは

Anker PowerCore 10000 PDは『PD対応』が特徴の一つとしてあります。
PDについて知らない人も多いと思いますので、PDとは何かご紹介します。

PDとはPower Deliveryの略であり、USB PDとも呼ばれます。このUSB PDはUSB端子の一つである『USB Type-C』の給電規格の一つです。
USB Type-CはUSBメモリなどのUSB端子とは異なり、上下対象な形になっています。差し込む時にいちいち差し込む側と差し込まれる側の上下を確認する必要がありません。
USB PDの最大の特徴は最大で100W(20V/5A)の電力で給電ができるという点です。これだけパワーが強いとノートPCの充電も短い時間で行なえます。
USB Type-C対応の機種は幅広く、スマホはもちろん2016年以降のMacBook ProにもUSB Type-Cが採用されています。USB Type-Cの規格にはUSB PD以外にも『Alternate Mode』や『Thunderbolt』という規格があります。

Anker PowerCore 10000 PDのUSB PDポートから充電すると最大18Wで充電ができます。
この18Wという数値ですが、決して低くありません。
ある実験によると残りのバッテリーが0%のiPhone XSに12Wと18Wで45分間充電を行った際、12Wと18Wには11%もの開きがありました。
もしお持ちのスマホがPDに対応しているならAnker PowerCore 10000 PDのPDポートから充電を行いましょう。

充電の容量


Anker PowerCore 10000 PDは様々なスマホを複数回充電可能で、iPhone XSであれば2.6回充電が可能です。
Anker PowerCore 10000 PDのバッテリーが満タンなら、1回iPhoneのバッテリーを0%から100%に充電してもAnker PowerCore 10000 PDの残りのバッテリーにはまだ余裕があるでしょう。

Anker PowerCore 10000 PDの充電のタイミングですが、インジゲーターが一つしか点灯しなくなったときに充電するのがオススメです。

充電速度

Anker PowerCore 10000 PDには急速充電の機能があります。この急速充電はAnker独自の技術である『Power IQ』が可能にしています。
Power IQですが、そもそも一度に給電できる電力量はスマホなど端末によって異なります。Power IQはその端末が受け取れる最大の電力で充電を行う機能です。

急速充電を行う場合スマホなど端末に合わせて充電器を選ぶ必要がありますが、Anker PowerCore 10000 PDは端末に合わせて電力を調整してくれます。
通常急速充電を行う場合は端末に合わせて充電器を選ぶ必要がありますが、Power IQが実装されているモバイルバッテリーはその必要がありません。
ご自身のスマホの充電速度がわからなければAnker PowerCore 10000 PDなどのPower IQが実装されている充電器がオススメです。
なおPower IQポートからは最大10Wの電力で充電ができます。

低電流モード

『低電流モード』はAnker PowerCore 10000 PDに実装された機能です。この低電流モードでスマホやノートPCだけでなく、イヤホンなどの小型電子機器や腕時計といったウェアラブル機器も充電できるようになりました。
小型電子機器やウェアラブル機器の中にはバッテリーの容量が小さいものもあります。そのような容量が小さなバッテリーに急速充電を行うと負荷がかかりすぎてバッテリーにダメージを与えてしまいます。
低電流モードなら容量が小さいバッテリーにも、およそ2.5Wで充電する事でダメージを与えず充電することが可能です。充電したい機器によって充電の方法を変えましょう。

低電流モードにするにはインジケーターの近くのボタンを2秒、または2回押すことで可能です。低電流モードになるとインジケーターの色が青から緑になります。
もし戻したいときは低電流モードにしたときと同様の操作で戻ります。

Anker PowerCore 10000との違い


前作『Anker PowerCore 10000』との違いですが、Anker PowerCore 10000 PDのほうができることがより多くなっています。
新たにできるようになったことですが、以下の点が挙げられます

充電できるポートが増えた
USB Power Deliveryに対応した
『低電流モード』が実装された
小型化し、握りやすくなった

以上の4つが挙げられます。
この4つについて詳しく見てみましょう。

充電できるポートが増えた

まずはAnker PowerCore 10000 PDだとスマホなど端末を充電できるポートが多いです。
Anker PowerCore 10000 PDには端子のポートが2つあります。2つのポートから2台の端末を同時に充電できるのはAnker PowerCore 10000 PDの強みです。外出先で家族や友達と一緒に充電ができるでしょう。

USB Power Deliveryに対応した

PDポートからスマホを充電すると18Wの電力で充電できるため、Anker PowerCore 10000より速い速度で充電ができます。
Anker PowerCore 10000 PDが付属品としてついてくるため、お持ちのスマホがType-Cに対応していればわざわざケーブルを買い足す必要がありません。
スマホ以外にもAnker PowerCore 10000 PDからPCやNintendo SwitchといったType-Cに対応している機器にも充電できます。

『低電流モード』が実装された

Anker PowerCore 10000 PDから新たに『低電流モード』が実装されました。
小型電子機器やウェアラブル機器などは通常バッテリー容量が小さいです。そんな小型電子機器やウェアラブル機器に急速充電を行ったらバッテリーにダメージを与えてしまいます。
そんなバッテリーのためにAnker PowerCore 10000 PDの低電流モードを使うことで安全に充電を行うことができます。
Anker PowerCore 10000 PDでは低電流モードを使うことで小型電子機器やウェアラブル機器に充電できるのも魅力です。

小型化し、握りやすくなった


形状的な違いを言えばAnker PowerCore 10000 PDのほうが握りやすいです。
Anker PowerCore 10000 PDは表面に細かなギザギザがあって手から滑りにくくなっています。
表面積も変わりました。Anker PowerCore 10000の縦60mm横90mmから、AnkerPowerCore 10000 PDは縦52mm横114mmと細長い形になりました。
細くなったこと以外にもAnker PowerCore 10000より表面積が小さくなったので、ポケットに入れてもかさばりません。

Anker PowerCore 10000 PDの評判

AmazonでAnker PowerCore 10000 PDのレビューを見ると、大勢のレビュアーが満足しているというレビューを書いています。
特に好評なのがAnker PowerCore 10000 PDがPDに対応している点軽量であり小さいことです。
過去にAnkerの製品を購入された方もレビューを書かれており、好評を得ています。

軽量かつ小さい

Anker PowerCore 10000 PDが評価される理由として最も大きな点が、軽量かつ小さいという点です。
Anker PowerCore 10000 PDは10,000mAhほど充電できますが、同じ充電量のモバイルバッテリーと比べてもAnker PowerCore 10000 PDは軽量かつ小さいそうです。
この軽さと小ささなら持ち運びがしやすいというのが大きな利点となっています。
ただスーツのポケットに入れやすくするためにも、もっと薄くてもいいという意見もありました。

PDに対応している

Anker PowerCore 10000 PDがPDに対応している点も強みの一つです。PDに対応していないAnker製品から乗り換えたレビュアーもいます。
もしスマホなどのお使いの電子機器が複数PDに対応しているなら、付属のケーブル一本だけで充電が可能です。
例えばスマホやタブレットの充電以外にも、MacBook ProといったPCやNintendo Switchも充電できます。
PDはUSBとは異なり、向きを確認する必要が無いのも魅力です。
PDに対応しているモバイルバッテリーは他にもあるのですが、Anker PowerCore 10000 PDは軽さと小ささで他製品と差別化がされています。

値段が高い

Anker PowerCore 10000 PDは高い評価を受けていますが、値段の高さがややネックとなっています。
レビューを見ていると、数量限定の価格である3,680円で買ったレビュアーは定価である4,599円だと買うかどうかは悩んだそうです。

価格については、Amazonにて不定期ですがセールを行っています。もし値段がネックに感じるのであれば、セールを待っても良いかもしれません。
また、個人的には定価でも十分に価値のある製品ですので、急ぎの場合は定価で購入しても900円前後の差なので不満はないと感じられます。

充電ケーブルはAnker PowerLine II 3-in-1 ケーブルがオススメ!

Anker PowerCore 10000 PDを買ったときの付属品のケーブルは両端がType-Cのケーブルとなっています。
PDポートが最大の特徴になるので、両端がType-Cケーブルなのは仕方がないと思いますが、もしiPhoneユーザであれば新たにケーブルを買う必要があります。

もし新たにケーブルを購入するユーザーの方には『Anker PowerLine II 3-in-1』が非常にオススメです。
Anker PowerLine II 3-in1は3種類の端子に対応しており、非常に便利なケーブルです。

1本のケーブルでMicroUSB、ライトニング、 Type-Cに対応

Anker PowerLine II 3-in-1はMicroUSB端子をライトニング端子やType-C端子に変換することができます。

図のようにライトニング端子やType-C端子がキャップのようになっており、MicroUSB端子にはめ込むことで変換できます。
変換することでAnker PowerLine II 3-in-1はMicroUSB、ライトニング、 Type-Cに対応することができます。
端子を変換すれば、Anker PowerCore 10000 PDへの充電と、Anker PowerCore 10000 PDからスマホへの充電も可能です。
もしご家族の方のスマホとご自身のスマホが異なる端子ならAnker PowerLine II 3-in-1を用いることでAnker PowerCore 10000 PDをシェアすることもできるでしょう。
他にもスマホやノートPCなど、複数の端末を持ち歩かれている方にはAnker PowerLine II 3-in-1ひとつで充電ケーブルが間に合うようになります。

充電速度

これはAnker PowerLine II 3-in-1 に限った話ではありませんが、Ankerの充電ケーブルは充電速度が比較的速いです。
Anker PowerLine II 3-in-1 ではライトニング 端末やMicro USB端末には2.4A、Type-C端末には3.0Aで充電ができます。
それに対しApple純正の充電ケーブルである『Lightning – USBケーブル』は2.1Aであり、Anker PowerLine II 3-in-1 のほうが若干早いです。
実際Anker PowerCore 10000 PDからLightning – USBケーブルで充電を行ったのですが、こちらもなかなかの速さで充電ができました。
ですがAnkerのモバイルバッテリーにはAnker純正のケーブルを使ったほうが安定して動きます。
Ankerのモバイルバッテリーの性能を十全に発揮し、かつ安全に動かしたい場合はケーブルを購入されることがオススメです。

MFi認証

iPhoneをお持ちの方は、Anker PowerLine II 3-in-1で充電を行うときに『Appleの製品であるiPhoneにAnkerの製品を使って大丈夫か心配』と思われるのではないでしょうか。
その心配をする必要はありません。Anker PowerLine II 3-in-1 はAppleから『MFi認証』を受けている製品だからです。
そもそもMFiとは「Made For iPhone/iPad/iPod」のことであり、iPhone/iPad/iPodに向けて作られた製品であるかどうかを指す言葉です。
MFi認証を取得するということは、Appleから公式に認定された製品である。ということです。
認定されていない製品を使った場合はiPhoneに不具合が起きる可能性がありますが、MFi認証を受けている製品だと問題ありません。
安心してAnker PowerLine II 3-in-1を使いましょう。

丈夫さ。断線がしにくい

次に丈夫さです。AnkerはAnker PowerLine II 3-in-1 の強度について以下のように述べています。

第1世代のPowerLineは一般的なケーブルよりも5倍以上の耐久性でしたが、PowerLine II は耐久性をさらに高めました。12000回もの折り曲げテストもクリアし、一般的なケーブルより12倍以上高い耐久性を実現しました。

出典:Anker公式オンラインストア Anker PowerLine II 3 in 1

ケーブルに強度が強いということは断線がしにくいということです。以前モバイルバッテリーに使っていたライトニングケーブルを2つ断線させている身としては非常にありがたいです。これなら無造作にポケットに入れても断線すること無く安心して使えます。
安くて粗悪なケーブルを何回も買うより、長く使えるケーブルを一つ買っておくほうがより安く済むでしょう。何より粗悪なケーブルはAnker PowerCore 10000 PDやスマホの不調の原因になるかもしれません。

他にもAnker PowerLine II 3-in-1は片方の端子がUSBとなっているので充電しやすい場を整えやすいのも魅力です。
Anker PowerCore 10000 PDと合わせれば快適な充電環境を整えることができるでしょう。

Anker PowerCore 10000 PDでの実験

AnkerのAnker PowerCore 10000 PDのページには『iPhone XSならわずか30分で最大50% まで充電を行えます』や『iPhone XSに約3回、Galaxyに約2.5回、iPad Pro(2018,11インチ)に約1回充電することが可能です』と書かれています。
カタログスペックだけではAnker PowerCore 10000 PDの性能を実感しきれないため、実際にAnker PowerCore 10000 PDを使ってみてどのような性能なのかを試してみました。

なお今回の実験で用いたものですが

・Anker PowerCore 10000 PD
・Anker PowerCore 10000
・Anker PowerLine II 3-in-1
・Apple純正の5W USB 電源アダプタ
・iPhone 7 Plus(2,675mAh)
・Nintendo Switch(4,310mAh)
・Raspberry Pi(Raspberry Pi 3 Model B+)
以上のものを使用しました

実験1:Anker PowerCore 10000 PDからスマホへの充電

実際にAnker PowerCore 10000 PDのPower IQポートからAnker PowerLine II 3-in-1を用いてiPhone 7 Plusに充電を行ってみました。
スマホの充電を20%にした状態から充電を始めたのですが、2時間19分で100%まで充電されました。

(左:充電前 中央:1時間50分経過 右:充電後)

普段スマホの充電はApple純正の『5W USB 電源アダプタ』を用いていますが、Anker PowerCore 10000 PDからの充電は5W USB 電源アダプタからの充電速度と比較して非常に速く感じました。

またスマホの充電が終わってもインジケーターは4つ光っていたため、Anker PowerCore 10000 PDの充電にはまだまだ余裕があります。

(上:充電前、下:充電後)

実験2:Anker PowerCore 10000からスマホへの充電

実験の様子

実験2ではAnker PowerCore 10000 からiPhoneへ充電してみました。
2015年7月15日にAnker PowerCore 10000が発売してから三年以上の月日が経っています。
購入してからバッテリーセルの劣化などもあると思われるので、充電速度に変化があるのではないかと思い、Anker PowerCore 10000とAnker PowerCore 10000 PDの充電速度の差を比べてみました。

実験内容は実験1と比較しやすいようにできる限り同じ条件をそろえてみました。
まずスマホへの充電はAnker PowerCore 10000のPower IQポートからAnker PowerLine II 3-in-1を用いて充電を行いました。
実験の結果、充電を100%にするには2時間24分かかりました。

(右:開始直後 中央:1時間50分経過 左:終了直後)

実験1と実験2の結果からAnker PowerCore 10000 PDのほうが充電速度が速いように感じます。

ただ充電速度の差は経年劣化なども考えられる為、Anker PowerCore 10000 PDが非常に優れているという結果ではありません。
PowerIQポートに関しては、Anker PowerCore 10000と比べてもAnker PowerCore 10000はほとんど同じ性能であると言えます。

なお、充電後のAnker PowerCore 10000の残りの充電ですが、光っているインジケーターはAnker PowerCore 10000 PDより少ない3つでした。Anker PowerCore 10000のバッテリー容量はAnker PowerCore 10000 PDと同じです。

今回Anker PowerCore 10000 PDのほうが充電が早く終わり、またAnker PowerCore 10000より多くバッテリーが残っていた理由ですが、Anker PowerCore 10000は購入してから三年立っているので経年劣化によるものかもしれません。ただこの結果からAnker PowerCore 10000のバッテリーは多少劣化していたとしても、そこまで劣化は大きくないと言えます。

(右:充電前 左:充電後)

実験3:Anker PowerCore 10000 PDからNintendo Switchへの充電 PDポート使用

実験の様子

次にPDポートの性能を見てみたいと思います。この実験ではNintendo Switchを使って実験をしてみたいと思います。
Anker PowerCore 10000 PDが充電できるのはスマホだけではありません。PDポートからの充電はType-Cに対応していれば充電できます。例えばタブレットや2016年以降のMac Book Proも充電できます。
Switchも同様にType-Cに対応しており、公式には発表されていませんがPDには準拠しているようです。PDで充電できるならAnker PowerCore 10000 PDは外出先でスマホだけでなくSwitchの充電ができるかもしれません。
ではPDポートからSwitchに充電したらどうなるかを見てみたいと思います。実験開始時にはSwitchの充電を1%にしてから始めました。

PDポートを用いると2時間でSwitchに90%まで充電されていました。100%になったのは充電を始めてから2時間47分です。

(左:実験開始直後 中央:開始から2時間後 右:実験終了直後)

充電が終わった後Anker PowerCore 10000 PDのインジケーターを見てみたのですが、点灯しているインジケーターが2つだけになってました。

(左:実験開始直後 右:実験終了後)

充電する前はインジケーターは4つ点灯していたので、Switchへの給電はAnker PowerCore 10000 PDにとって大きな負担になのかもしれません。

実験4:Anker PowerCore 10000 PDからSwitchへの充電 PowerIQ 使用

実験の様子

実験4ではPower IQポートを用いて充電してみたいと思います。
実験3ではSwitchにAnker PowerCore 10000 PDのPDポートから充電しました。
PDポートは18Wで充電ができますが、PowerIQポートからだと10Wでの充電です。
この電力の差がどれだけ充電速度に影響するのかを試してみたいと思います。
Switchはバッテリーを1%にした状態から充電を始めました。

(左:実験開始直後 中央:開始から2時間後 右:実験終了直後)

(左:実験開始直後 右:実験終了後)

実験3ではPDポートを用いると2時間でSwitchに90%充電できましたが、実験4のPowerIQからの充電だと2時間で88%でした。
充電が100%になったのはPDポートからの充電だと2時間47分ですが、PowerIQからの充電だと3時間です。
充電が終わったとき点灯しているインジケーターは、PDポートから充電した時もPowerIQから充電した時も2個でした。

PowerIQの10WとPDの18W。異なる電力で充電を行ったらPDのほうが早く100%まで充電ができ、2時間で充電できる電力もPDのほうが多かったです。
お使いのスマホなどの端末がAnker PowerCore 10000 PDのPDポートから充電できるなら、PDポートのほうが早く充電できるでしょう。

実験5:Anker PowerCore 10000 PDからスマホとSwitchへの充電

実験の様子

Anker PowerCore 10000 PDには出力ポートがPDポートとPower IQポートの2つあり、2つの端末を同時に充電することができます。
実験5では本当に2つのポートから充電ができるのか、また充電を行ったらどうなるのかを見てみたいと思います。
今回はPower IQからスマホを、PDポートからSwitchを同時に充電したらどうなるかを試してみました。

iPhoneはバッテリーを20%にして、Switchは1%にした状態から充電を始めました。充電の結果2時間でiPhone 7 Plusは99%まで、Switchは2時間で88%まで充電できました。
2時間5分後にはすべてのインジケータが消え、Phone 7 Plusは99%まで、Switchは89%まで充電できました。

(左:実験開始直後 中央:開始から2時間後 右:実験終了直後)

(左:実験開始直後 中央:開始から2時間後 右:実験終了直後)

 

(左:実験開始直後 右:実験終了後)

スマホなどの充電はバッテリーが100%に近づくほどゆっくりになります。Anker PowerCore 10000 PDにムダな充電をさせないためにも2時間くらいで充電を終えたほうがいいでしょう。
特に2つのポートを同時に使うとAnker PowerCore 10000 PDのバッテリーの消耗が大きくなるので、充電をやめるタイミングの見極めが大切です。

実験6:Anker PowerCore 10000 PDからRaspberry Piへの充電

Raspberry Piは本体のサイズが14.2 x 10.2 x 3.2 cm、重さが141グラムのポケットサイズで安価なコンピュータです。
Raspberry Piはスペックこそ低いですが、そのコンパクトさから電子工作にも用いられます。
Raspberry Piは給電するにあたってmicroUSB端子を用いているので、Anker PowerLine II 3-in-1を用いればAnker PowerCore 10000 PDから給電できる可能性はあります。
Raspberry PiもAnker PowerCore 10000 PDも小型です。もしこの実験がうまく行ったら両者を組み合わせた電子工作もできるのではないでしょうか。
では実際にRaspberry PiがAnker PowerCore 10000 PDで動くのかを試してみました。
この実験ではRaspberry Piの『Raspberry Pi 3 Model B+』というモデルを用い、Anker PowerCore 10000 PDのPower IQポートから給電を行いました。

実験の様子

実験してみた結果Raspberry Piは動きました。以下が動かしているときのキャプチャです


今回実験に用いた『Raspberry Pi 3 Model B+』は推奨される電源が12.5W(5 V/2.5 A)となっています。
そしてAnker PowerCore 10000 PDのUSBは10W(5V/2A)で送電しています。
実験前はAnker PowerCore 10000 PDが電源だと必要な電力が足りないのでRaspberry Piは動作できないと思っていましたが、実際に試してみたら問題なく起動することができました。
起動した後インターネットサーフィンをしてみたのですが、違和感は感じません。
Raspberry Pi 3 Model B+で推奨される電力が12.5Wである理由は、USBを介して他の機器をつなげた時に機器に電力を回す必要があるからと言われています。
Raspberry PiへAnker PowerCore 10000 PDのPower IQポートから給電すると、Raspberry PiにUSBから外部の機器を接続できないかもしれません。
もしRaspberry Piを使った電子工作でAnker PowerCore 10000 PDから給電するなら、PDポートから給電できる仕組みを作っておくといいでしょう

実験7:Anker PowerCore 10000 PD への再充電

最後にAnker PowerCore 10000 PD への再充電を行ってみました。
Ankerによると急速充電器を用いれば3時間半で再充電できるようです。ですが急速充電器を用いなければ3時間半以上の時間がかかってしまいます。アンカーによると再充電には約9時間ほどかかるそうです。
では本当に9時間で再充電できるのかを、一度バッテリーがからっぽのAnker PowerCore 10000 PD に再充電することで試してみました。
実験の環境はAppleの5W USB 電源アダプタ(Apple純正)からAnker PowerCore 10000 PDへAnker PowerLine II 3-in-1を用いて充電を行いました。
以下が実験の結果です。

(左:実験開始時 中央:実験開始から6時間経過後 右:実験終了時)

再充電を行った結果、Anker PowerCore 10000 PDの充電が満タンになるまでおおよそ9時間5分ほどかかりました。
朝8時に外出される人なら前日の夜11時までに充電しておけば、翌日Anker PowerCore 10000 PDの充電を満タンにできるでしょう。

実験所感

充電量と充電速度について

まず感じたのはAnker PowerCore 10000 PDの充電速度が速いことと充電できる電力が非常に多いという点です。
まず充電できる電力についてですが、スマホを一回充電したくらいではAnker PowerCore 10000 PDの充電は大きく減ることはありません。これなら2、3日なら再充電しなくても持つでしょう。
充電速度についてはAnker PowerCore 10000を初めて使った時にも感じましたが、普段使っている5W USB 電源アダプタとは充電速度が雲泥の差です。
この充電速度なら緊急時にも役立つでしょう。

PDポートからの充電について

Power IQでこの充電速度なのだから、Power IQより大きな電力で充電できるPDポートから端末を充電するとPower IQ以上の充電速度で充電できると思います。
Power IQは10W、PDポートからだと18Wで充電できるので充電速度も大きく変わるでしょう。
今回実験でSwitch単体に充電を行いましたが、充電速度に差が出ていました。Switch以外の端末でも10Wで充電したときと18Wで充電したときの結果は大きく異なるのではないでしょうか。

Anker PowerCore 10000 PDの再充電について

Ankerの急速充電器を持っていれば素早くスマホやAnker PowerCore 10000 PDを充電できるのでしょうが、ないのであればAnker PowerCore 10000 PDへの再充電はどうしても時間がかかってしまいます。
もしAnkerの急速充電器を持っていなければAnker PowerCore 10000 PDの充電には十分な時間を用意しましょう。就寝前に充電するのがオススメです。

1カ月ほど使った感想

購入してからAnker PowerCore 10000 PDを1カ月後の感想を紹介します。
まず、以前購入したAnker PowerCore 10000でも感じましたが、Ankerのモバイルバッテリーは非常にコストパフォーマンスが良いです。
高品質なバッテリーセルを使っているので、購入しておおよそ2~3年経過しても問題なく使えるでしょう。

スマホ + αで充電ができる

充電回数に関してもAnker PowerCore 10000 PDの充電が満タンだとiPhone 7 Plusを2~3回ほど充電できるので非常に便利です。
また、充電速度も申し分ありません。iPhone 7 Plusを20%から充電を開始して約2時間で100%になります。
その他にもAnker PowerCore 10000 PDは充電用のポートは合計で2個あるので、2つの端末を同時に充電することができます。
スマホやタブレットPCなど『スマホ + α』でスマホとその他の家電の充電ができます。タブレットPC・ワイヤレスイヤホン・ノートPCなど数多くの製品を持ち運ぶ人に便利な製品となっています。

握りやすいデザイン、小さなポケットでも収まる

Anker PowerCore 10000 PDの重量は約192g。大きさは約114 x 52 x 25 mmとなっています。
この重量や大きさはスマホ程度なのでかさばらず、スマホと一緒にポケットに入れられることも嬉しいです。

握りやすい長方形型のデザインとなっており、ポケットにも収まりやすくなっています。
iPhoneなどのスマホと一緒にポケットに収める事もできますし、カバンに入れてもかさばりません。

トラベルポーチが意外に便利

付属品のトラベルポーチが意外に便利でした。トラベルポーチはナイロン製で非常に柔らかく、スマホと一緒にポケットに入れてもスマホが傷つきません。
Anker PowerCore 10000 PDだけでなく、今回購入したAnker PowerLine II 3-in-1もトラベルポーチに入れておけば管理がしやすくて便利です。

決して安くはないが信頼のできるモバイルバッテリー

価格についてですがAnker PowerCore 10000 PDは4,599円~、Anker PowerLine II 3-in-1 が2,000円~のお値段となります。
決して安い買い物ではないですが、高品質のバッテリーセルを採用しており、2~3年使える事を考えるとコストパフォーマンスは非常に優秀と言えます。以前購入したAnker PowerCore 10000も2~3年経過した今でも問題なく使えています。

値段的には2,899円~とAnker PowerCore 10000のほうが安いですが、Anker PowerCore 10000 PDには値段に見合う多機能さと、持ち運びやすさがあります。

もし安かろう悪かろうの精神で安物のモバイルバッテリーを購入すると長持ちせずまた新たにものを買う必要が出てくるかもしれません。
いいものを長く使って出費を少なく済ませましょう。

まとめ

Anker PowerCore 10000 PDの本体のコンパクトさや充電量、多機能さが魅力的なモバイルバッテリーです。
Anker独自のPower IQによる急速充電はスマホごとに最適な電力を流してくれますし、PDポートは18Wもの電力で充電ができ、Power IQポートと同時に使えば2つの端末を同時に充電できます。

3年前に購入したAnkerのモバイルバッテリーが未だに使える事から、Ankerの製品は経年劣化がしにくいので少し高くても長い間使えて非常にお得です。Anker PowerCore 10000 PDを買うだけで年単位で新たなモバイルバッテリーを買う必要がなくなるでしょう。
以上のことからAnker PowerCore 10000 PDは最高のモバイルバッテリーと言えます。

多少高額でも劣化しにくいモバイルバッテリーを買えば、年単位で余計な出費を出さずに済むので、いいものを長く使う。これこそが最高のコストパフォーマンスの良さ、Ankerのモバイルバッテリーの良さだと思います。

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